村の我が家からブログ更新

 10月2日の午後3時に、ボンボレット谷の親戚の友人(30代のパキスタン人。一人はドキュメンタリーのプロデューサー、一人はしがない俳優らしい)がボンボレットに行くというので、彼らの軽自家用車に便乗して、チトラールに午前3時前に12時間かかって到着。

 ツーリストインという新しいホテルで休憩して、朝食は彼らを招いてマウンテンインで取り、彼らと別れる。うちの村のサイフラーさんの乗合いダットサンは私が帰国中に売り払われていたので、ボンボレット谷のカラーシャ兄弟ヌシャヒディンが自分のジープでチトラールまでわざわざ迎えに来てくれて助かった。

 

 夕方バラングル村に到着して、部屋に入ったら、なんと電気なし。他の家にはついているのに。どうも先日すぐ目の前にあるクルミの木をムスリムが収穫した際に電線を痛めた可能性があるということ。すぐに発電所の兄さんが来てチェックしたけど、よく分からず。

 翌日、読み書きができ電気のことを昨日の兄さんより多少わかるらしい違う兄さん来てくれたが、メインラインからうちまでの電線を相場えしなければならないという。それで、翌々日ヤシールが学校の先生に頼んで麓の町から買って来てもらい、付け替えたけど、それでもダメ。

 やっと4日目、部屋の電線などが劣化して壊れてるとかで、全部直すことはできなかったけど、とりあえず部屋の電気は来るようになった。一事が万事ここでは時間がかかる。

 

 私のMacが上海でもWifiに繋がらなくて、がっくりしていたが、でも、イスラマバードのヘルガさん宅では、前にも使っていたのでWifiが繋がりほっとし、チトラールのマウンテンインでも前にも使っていたので、繋がってくれと願ったのだが、繋がらない。パソコンの設定の問題だとわかっていても、Macを使っている人がいなくてどうしようもない。

 

 以前チトラールで携帯のデバイスを買ったので、今回もそのパッケージとやらを購入して、携帯の電波からのWifiがかろうじて繋がり、Eメールはできるがものすごく遅い。自分のホームページのブログ、ひょっとして時間をかければ更新できるか、これから挑戦してみる。

 

 

 やった!ログインしてから管理メニューが開くまで30分以上かかり、すべての工程を終えるまで1時間強というところだが、それでも自宅からブログの更新ができたのは、びっくりの大ヒットだ。

 

写真はチトラールまで乗せて来てくれた映像プロデューサーのSayeed Musharaf Shah氏と俳優Mustafa氏(シャッターを押してる)とマウンテンインで朝食