上越市でも募金を呼び掛けています

2010年10月

 先週の木曜日(10月14日)に帰国したのに、毎日忙しくて(1日だけはただの二日酔いで何もできなかった)、ブログ更新もしないまま1週間が過ぎてしまいました。申し分けありませんでした。

新潟日報の記事
新潟日報の記事

 帰国した日に、新潟県上越市の笹川さんから、新潟日報、9月25日付けの新聞のコピーが届いていました。内容は以下の通りです。( )内は私のコメントです。

新潟県近くのみなさま、ご協力よろしくお願います。

 

パキスタン洪水被災民族「カラーシャ」

募金で危機救いたい

上越市名立笹川さん「義援金奥地へ届かず」

 7月下旬(から8月上旬にかけて)パキスタン北西部を襲った大雨(および鉄砲水)で被害を受けた少数民族「カラーシャ」を支援しようと、上越市名立区の理容師、笹川慶さん(34)が募金を呼び掛けている。「衣装も魅力的で、多神教(的な)の宗教観も日本に近い。その民族(の村)が危機的な状況にある」と訴えている。

 

 カラーシャはアフガニスタン国境近くの山間部に住む3500人ほどの少数民族。イスラム教徒の多いパキスタンで独自の信仰を貫いて文化を形成している。

 笹川さんは見聞を広めようと、27歳の時に勤めていた都内の理容店を辞め、海外の安宿を泊まり歩くバックパッカーに。2003年にカラーシャの集落(谷)の一つ、ルンブールを訪れた際、「みんなで子どもの面倒を見るなど、昔の日本とよく似ている」と親近感を覚えた。現地でNGO「ルンブール福祉文化開発組合」を運営するわだ晶子さんと知り合い、それ以来毎年現地を訪れ、カラーシャとの交流を重ねてきた。

 

 笹川さんや同NGOによると、ルンブールでは洪水(鉄砲水)で田畑に大きな被害がでて、ほとんどの橋が流された。今後の被害を防ぐためにも、堤防を造るなどの応急処置を施す必要があるが、義援金や物資が届くのは都市部が中心。奥地に済み、独自の文化を守る彼らの元まで十分に回ってこないという。同国ではテロも頻発しているが、笹川さんは今回の募金を機に「自然とともに平和に暮らす人たちもいるということを知ってほしい」と話している。

 

募金口座は「ルンブール福祉文化開発組合新潟支局」

口座番号は上越信用金庫名立支店(普)0087806

お問い合わせは笹川さん。025-537-2444