おお電気よ 早く来い / Oh our electricity, come on quickly

 8月の断続的な大雨や鉄砲水で、その度に発電所の水路の決壊が起きた。男の人たちが水路の修繕をするものの、ちょこちょこっとやってもまた決壊するという有様だった。

 World Food Programme の洪水被害支援金が下りて、9月半ば過ぎまで修復作業をしていたが、ただ石を積み上げる水路ではすぐ壊れるので、もっと強固なものをとKPK政府の洪水被害支援金250万ルピーがさらにおりたので、頑丈なセメント壁の強化工事が行われている。

 

 だんだんと昼間が短くなっていく中で、もう2ヶ月以上電気のない生活も慣れたといえば慣れた。だいたいが、私が来た頃、35年前は電気も水道もトイレもなかったわけで、それで私たちの結婚の行事に参列された当時の日本大使の尽力で、日本政府の草の根援助を通じて、この谷に初めて電気がついたのだ。当時を思えば、2ヶ月間の停電で文句を言う筋合いではないだろう。

 

 私は冷蔵庫も洗濯機も持っていないが、今や電気オーブン、アイロン、洗濯機を持つカラーシャの家は少なくない。電気がないと生活できなくなっている。後2、3日で水路工事は終了するという話だが、どうぞ、うまく電気が付いてくれるように願わざるを得ない。