出国の前にお祓いを/Got a purification before Leaving Japan

  今回の日本滞在はあっという間だった。11月の10日間の東京滞在では役所に行き、数人の友人たちにバタバタ駆け足で会うだけで過ぎていったし、11月末に佐賀に着いたら、父の13回忌に向けてまず大掃除、和尚さんが読経にいらして弟たちと私だけの小規模な法事だったが、これが終わったら、ひとまずホッとして、福岡の呑み友達と乾杯。

12月は別府に６泊7日、湯に浸かり、関鯖をはじめとした美味しい魚や地酒の西の関を満喫して、もうすっかり別府温泉のファンになり、お正月の準備に切り替わらなかったのがいけなかったのか、年末の12月31日に慌てて、小サイズの鏡餅、お屠蘇、蒲鉾、煮た黒豆、等々を買いに行ったら、全然ないのだ。周囲のスーパー４軒まわったのに。しめ飾りだけ数日前に買っていたので助かったが。

　それで元旦はイマイチ正月の厳粛なムードが出ないなと思いつつ、お昼に西の関の濁り酒を飲んだまではよかったが、その午後にコロナの症状が出たのは1月のブログに書いたとおり。

　今思うと、元旦の年明けの儀礼、家族でお屠蘇を口にし「新年明けましておめでとう」を形式的とはいえやらなかったのが、今年は色々とドンドン障害物競争のように問題が湧き出てくる元凶だったのかも知れない。

　何にしても、断捨離以外は一応のやるべきことは済ましたことだし、一昨日のお雛様の日に、 Macbook pro の不具合を見せに行ったついでに、ギャラリーシルクロのオーナーとアーティストたちが１階で開いていた古道具市に顔を出したら、前の松原川での流し雛神事にぶち当たり、神主さまがお供えののった神棚、そして神事にお仕えする楽師さんや巫女さんたちにお祓いした後に、その他諸々の周りの見物人にもお祓いをしてくれた。私も見物人の一人だったので、悪霊・災いを祓ってもらったと思う。少し浄らかな気分になった。